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人間はなぜ難産になりやすいのか…胎盤と胎児の結びつきが最も密であるがゆえに背負った出産リスク

メイク
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1. 匿名@ガールズちゃんねる
http://president.jp/articles/-/69514
受精卵が子宮壁に着床すると、子宮と胎児の間には「胎盤」と呼ばれるものがつくられる。この胎盤こそ、我々哺乳類が獲得した形質の中で最大の功績であり、ここまで繁栄できた最大の戦略であるといえる。
胎盤は、構造によって「盤状胎盤」「帯状胎盤」「多胎盤」「散在性胎盤」の4つに分けられる。
このうち、サルや私たち人間を含む霊長類の胎盤は「盤状胎盤」である。
盤状胎盤は、子宮の一部に丸く盤状に形成される。他の胎盤より、胎児に対して占める面積は小さいものの、母親と胎児の結合は最も密である場合が多い。じつは、この母親由来の膜と胎児由来の膜の結合にも5つのタイプがある。ヒトを含む高等霊長類は、血(母親由来の血液)-絨毛膜有毛(胎児由来の絨毛)という一番密な結合をつくるタイプのため、妊娠中の流産のリスクは比較的低い反面、出産時に胎盤が剥がれるのに時間がかかり、胎盤の剥離による出血量も多い。
なにせ、母体の血液の中に胎児の絨毛が入り組んで結合しているのである。胎盤が剥がれるときの子宮のダメージも甚大で、難産になることも多い。産後、このタイプの結合をもつ動物の親子関係は密接で、ある程度の期間をかけて子育てを行う傾向がある。
また、盤状胎盤をもつ動物たちは、食物連鎖の上位であったり社会性をも

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