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賠償金払わぬ加害者、「逃げ得許せない」遺族が再提訴 訴訟費用かさみ断念するケースも

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1. 匿名@ガールズちゃんねる
事件は2010年10月29日に発生。いずれも当時19歳だった釜谷圭祐さんと友人の男性が、明石市や神戸市須磨区の路上で加害男性(受刑中)らに暴行を受け、釜谷さんは死亡した。加害男性は、自分の妹と遊んでいた釜谷さんらに対し、妹を連れ回していると勘違いして暴行を加え、倒れた釜谷さんの髪をつかんで立たせ、繰り返し殴ったり蹴ったりしたという。
加害男性に懲役14年の実刑判決、共犯の加害少年には懲役3年以上4年6月以下の不定期刑が言い渡された。地裁は釜谷さんの父と母への賠償も認め、加害側の男性と少年にそれぞれ約8千万~9千万円の支払いを命じた。しかし現在まで、加害男性から両親には一円も支払われていない。
賠償命令の時効が近づく中、釜谷さんの両親の弁護士は、加害男性に手紙を出し続けた。不要な裁判を避けるためだ。男性から「刑務所におり、すぐに払えない。考えさせてほしい」という趣旨の返信があったが、それも2通で途絶えた。
明石市に住む釜谷さんの父、智樹さん(57)は再提訴に踏み切った。「払われる可能性はゼロだろうが、逃げ得は許せないし、事件をなかったことにしたくない」との思いからだった。
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犯罪被害者や遺族への賠償金を

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