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官が生み出すワーキングプアの苦境 非正規公務員の4分の3は女性

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1. 匿名@ガールズちゃんねる
1990年代半ば以降、公務員定数の削減が進んだ。自治労の調査では、94年に過去最多の328万人だった定数内公務員は2016年には274万人まで減った。減員を補うように、定数外の職員は23万人から64万人へと約3倍に増えた。事務職員や教員、保育士、図書館職員が非正規に置き換わった。
保育士や看護師、図書館職員、給食調理員などはもともと女性が多い。女性や子どもに関する相談業務も、資格が必要な専門職にもかかわらず、夫の「扶養の範囲内」で非正規の女性が担うケースが多かった。
こうした背景が重なり、2020年の総務省の調査では非正規公務員の4分の3を女性が占めた。
公務員の男女の賃金格差は男性を100とした場合に女性は89と、民間より小さいが、正規と非正規の格差は2倍強と大きい。女性が大半を占める非正規公務員の「官製ワーキングプア」とは、すなわち女性の労働問題ともいえる。
国は待遇改善に向け、17年に法改正し、臨時職員、特別非常勤、一般非常勤とまちまちだった非正規公務員を、年度ごとに労働契約を結ぶ「会計年度任用職員」に統一し、賞与が出せるようにした。
20年に運用が開始されたが、時給を下げたり、パート扱いにしたりした自治体も多く、収入増にはつながっていない。また、「契約更新は2回まで、3回目は公募」などの条件が付けられ、かえって雇用の先行きが不安

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