劇的に変わった「アトピー治療」…間違った「俗説」と最新の「常識」
メイク1. 匿名@ガールズちゃんねる
http://gendai.media/articles/-/102833?imp=0
――アトピーに関する誤った俗説や更新された常識についてうかがいたいのですが、典型的なものにはどんなものがありますか。
大塚 間違った概念としては、「経皮毒」と言って「皮膚から入ってきた毒が身体に入ってきて悪さをする。だから皮膚に何も塗らない方がいい」「天然のものはいいけど人工物はダメ」というものが典型です。そもそも皮膚から入ってきた物質は、代謝され排泄される機能が人体にはありますから、どこかに溜まることはありえません。不要なものは出ていきます。
また、病院で処方されたお薬の場合、開発段階で皮膚に塗ったものが血中にどれだけ入り、その結果どうなるかの解析がされています。もしそれで問題が起きそうであれば使用量の制限があります。副作用が出ないよう研究されているんですね。ところが巷に出ているあやしい塗り薬や食品、化粧品はそういった厳密な安全性確認がなされていません。ですから、そういったものを使って逆に健康を悪化させている方が少なくない。
しかも、そういう悪化に対して「好転反応」というやはり医学的には存在しない誤った概念で説明するのがアトピービジネスの常套手段です。たとえば業者が販売しているサプリメントを始めてアトピーが悪くなった場合、「それは毒素が出ている段階で、
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