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同業漫画家から見た『鬼滅の刃』以降のトレンド ”省略の美”から”少女漫画的な共感性”を重視

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1. 匿名@ガールズちゃんねる
「少年漫画の場合、基本的に主人公の心理はそれほど語られません。勝つにしろ敗れるにしろ、戦う姿を見せることで登場人物の心情を伝えていきます。でも、少女漫画は勝ち負けよりも、『この人は、今どういう気持ちなのか』など、主人公や登場人物への“共感性”を重視した作品が多いのです。炭治郎がひたすら禰豆子のためを思って行動したり、死んでいく鬼を可哀想に思ったりする心理描写は、少女漫画的な“共感性”の高い部分と言えます。
劇場版『鬼滅の刃』無限列車編でも、煉獄さんが最後にたくさん語るじゃないですか。僕個人からすると、『そこまで説明しなくてもいいのでは』と思いますが(笑)、今の時代は逆にあれじゃないと多分ダメなんですね。僕らの世代の漫画の作り方とはまったく違う。後ろ姿でうつむいて、悲しみを表現……だと今の読者には伝わらないのでしょう。現代の読者は、とにかく『その人物が抱いている気持ちを、丁寧に説明してほしい』と思っているように感じます。そして、『読んですぐに理解できる』ことも大事になってきました。だから、描かれた絵やセリフ以上のことを読者に想像してもらうという描き方が、今は難しい時代になってきています」
http://www.oricon.co.jp/special/57916/
2021/12/09(木) 12:04:24
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Source: ガー

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